現代では、たくさんのエンタメが、私たちを楽しませてくれますよね。
パッと浮かんでくる、おじさんをテーマにした作品といえば「おっさんずラブ」でしょうか。
あれは、男女の恋というよりは、「おじさん同士の恋愛」という、ちょっとユニークな?内容ですが。
他にも、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)や『親バカ青春白書』で、「おじさんブーム」のようなものが到来しています。
「自身を取り戻した」「若者より自分のようなおじさんが人気なんだ」という方も多いかもしれないです。
ですが「普通のおじさんが若い女性からモテている」というこういった作品は、あくまでも「ドラマの世界」
だが、おじさん自体がモテるコンテンツと勘違いしてしまうと痛い目に遭う可能性もある。
今回は、「勘違い」してしまった、「おじさん」たちの特徴と勘違いエピソードをご紹介。
あなたも同じようなことにならないように参考にしてみてくださいね。
目次
エピソード1 ”あなたは大丈夫?「おじさんブーム」に乗っかった人”
Aさん
最近、職場の先輩に呼ばれた飲み会で、天国と地獄を味わった。
「そこそこイケメンな45歳独身の男性が、私の写真を見て『紹介してほしい』と言っているらしくて。先輩に誘われて飲み会に参加しました。最近、人気だったドラマ『私の家政夫ナギサさん』に大ハマりしたこともあり、私もおじさんに興味があったのです」
Aさんの先輩と、おじさん2人の合計4人で飲み会をすることに。
「お店の料理自体はものすごく美味しくて気に入りましたが、「お酒はそこまで強くない」と言っているのにも関わらず。すごい飲ませてくるんです。嫌いな日本酒も強引にすすめてきたり。かなりしつこく『奢るよ! 俺がお金出すんだから飲んでよ!』って。
そもそも、奢りじゃなかったら、私には何のメリットもないから笑
なぜかドヤ顔で『ついでもらっていいかな?』ってお酌をお願いしてきたり、突然肩を抱いてきたり、ボディタッチも多くなり。
モテ自慢が多いくせに、モテる要素は無し。そして別にいい会社に勤めてるわけでもない。
そもそもイケメンでもなんでもなかったんですよね。ただ細身のおじさんなんですよ。腹が出てないだけ」
その後も酔わせて持ち帰りたい感が満載だったらしく、既にもうそうゆう雰囲気が気持ち悪すぎて、逃げるように帰宅したようです。
どうやら、その45歳独身男性も、「世はおじさんブームだから自分もモテて当然」という態度があからさまに出ていたのが、嫌われた原因かもしれませんね。
エピソード2 自意識過剰すぎる
Bさん
私はキャバクラで働いています。
「自意識過剰の度が過ぎているおじさんで、過去に沢山の女の子を口説いた自慢がしつこい人ほど、『俺、カッコいいからドリンクださなくてもいいでしょ』みたいな態度。たいして飲ませてくれないくせに、自分がどれだけすごい仕事してるかどうか永遠と話していたり、年収が高いなんて自慢話を何度も繰り返してます。」
さらに、驚いたのは会計時。
「女の子2人に対して2時間以上くだらない昔の自慢話を続けたおじさんが、2杯ずつしか飲ませてくれなかったんです。2時間ですよ? しかも、お会計になったら『俺はこんなに飲んでないのにどうして、ここまで高額なんだ』と急に細かく会計をチェック。10分言いがかりをつけて、結局カードで支払うことになったんですが、まさかのカードが止まってたんです。ちなみにおじさんの出してきたカードは、大学生でも審査が通るヤツでその1枚しかもってなかったんです。たまにカードが使えない人もいますが、だいたい他に使えるカード持ってますよね」
結局、会計は同席していた後輩に現金を借りて済ませたそうだが、場は凍りついていたそうだ。
逆に、好感度の高いおじさんはどんなタイプなんだろうか。
「後でケチつけるぐらいなら、事前にはっきり予算を言ってくれる人は好感度高いですよね。『持ち合わせがあんまないから、みんなに1杯ずつ!』で、サクッと1時間で帰るとか。あと、他の席でシャンパンが入ったら『僕はいいからあっち行っておいでよ』みたいな。そういうのが嫌味なく言える人は“良い人なんだろうなぁ~”って思います。」
もともと、プライドが高すぎることも原因かもしれませんが、最初から予算を伝えておけば、お店側も考慮してくれます。
飲むだけ飲んで、「え、高すぎでしょ」と文句を言うのはかなり理不尽。
モテる「おじさん」になろう
上記で、たくさんの「おじさん失敗談」をご紹介してきました。
色々な「勘違いエピソード」がたくさんありましたが、おじさんには本当にいろんな種類がいますよね笑
最後のキャバクラのお話でもあったように、女性からすると「お金がないなら無いで潔く言ってくれたほうがかっこいい」という考え方のほうが多いと思います。
ゴタゴタ遠まわしに濁されても、あとあと自分も傷つくし相手にも不快な思いをさせることに。
また、嫌がっていることはハッキリとやめておいた方が無難です。
エピソード1でも書きましたが、「どうにかこうにか酔わせてお持ち帰りしたい」なんて気持ち悪い下心を丸出しにしないほうが吉です。
モテるどころか、逆の「勘違い野郎」に認定されやすいため、「おじさん=人気」という概念は捨てておきましょう。
まとめ
実際に、「おじさんブーム」がやってきていることは間違いありません。
ですが、この「おじさん」とは、おそらく芸能人の「イケおじ」を指すのだと思っています。
俳優さんやモデルさんのことですね。
でもこれは男性だけが悪いのではなく、そもそも一般のおじさんに、あそこまでの高クオリティーを求めている女性側にも問題はあると思います。
何でもそうですが、「期待する」→「期待以下」→「ガッカリ」
という方程式は、なんの話でも存在しています。
分かりやすい例で言うと「接客」も同じ。
日本の接客はレベルが高いので、どこの国よりもクレームが多いそうです。
それはお客様が接客の「期待値」をかなり上に設定しているから。
思ったとおりの接客ではないとき(期待値を下回った)にクレームが発生するのです。
一度期待すると、期待値を上回る結果でないと納得できないのが人間です。
「めちゃくちゃイケメンのおじさんと付き合う!」なんて目標は一旦置いておいて・・・
まずは現実を見てから運命の人を探してみても良いのでしょうか?