うつ病になった私が見つけた夫婦で乗り越える方法

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私は、現在うつ病と戦う2歳児の母親です。
強い薬を飲まなければならない程ではないので軽い方だとは思います。
ですが、仕事や家事、育児が一切出来なくなるくらい無気力になることがあり、メンタルクリニックに通っていました。

今は、薬と夫のおかげで何とかこうやって記事が書けるくらいには回復しています。
きっと、私一人だったらこんなに回復していなかったと思いますし、もしかしたらもっと酷い状態になっていたかもしれません。

今回は、うつ病になった私をどうやって夫が支えてくれたのか、うつ病を夫婦で乗り越えた方法についてお話しさせて頂きます。

これを読んで、今現在うつ病で悩んでいる夫婦が少しでも気持ちが楽になってもらえたら嬉しいです。
大切な人とこれからも年を重ねていけるように、私が経験したことをぜひ参考にしてみてください。

目次

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どうしてうつ病になったのか

まず、なぜ私がうつ病になったのか、うつ病になったきっかけをお話しします。
私は、2歳児の母親と言いましたが、2歳児というのはイヤイヤ期まっさかりの育児がとても大変な時期なんです。
子供のイヤイヤ期をきっかけに、私はどんどん育児や家事をする事が辛くなってきました。
育児ノイローゼというものになるのですが、私の場合はただの育児ノイローゼというわけではなく、過去のトラウマも複雑に絡んでいたのです。

実は、私は一度離婚をしていて、今は再婚相手との間に子供がいます。
離婚をした原因は相手のモラハラなのですが、その時に子供についても厳しい言葉をぶつけられていました。

「子供が出来たらもっと家事をしなくなるに決まっている」
「お前に子供を育てるのは無理だ」

そんな言葉が私の頭の中でグルグルと回っているのです。

実際に、イヤイヤ期の子供を育てていると、思うように家事が出来なくなる事もありますし、イライラしてつい怒鳴ってしまう事もあります。
しかし、そんな時に以前言われた言葉が私の心に突き刺さってくるんです。
言われた通り家事が出来ていない!!やっぱり、私には子供を育てるのは無理だったんだ!!
そんな気持ちでいっぱいになってしまいました。

しかも、私の父親はDVをする人だったので、子供のイヤイヤに怒鳴ってしまった時、自分も父親のようになってしまったらどうしようと不安にかられました。
そして、次第に私は全ての事が出来なくなり、もう死んでしまいたいと思うようになってしまったのです。

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うつ病の私を支えてくれた夫

私がうつ病になってからは、夫が献身的に支えてくれました。
気持ちが不安定で、イライラや不安な気持ちをぶつけてしまうことも多々あったのですが、夫は決して突き放すことはせずにいつでも私を受け入れてくれたのです。

ここでは、夫がしてくれた嬉しかった事をご紹介させて頂きます。

気持ちに共感してくれた

私はよく弱音を吐いていました。
「育児が辛い」「家事が大変」そんな私の発言に、夫は「辛いよね」「大変だよね」とまず共感してくれるのです。
そして、私が無理をしないように、頑張らなくていいように、夫が率先して育児や家事をしてくれました。
仕事をしながら子供の世話をするのは大変だと思います。
それでも、なるべく在宅勤務に出来るように職場にも相談してくれて、私の分まで夫が頑張ってくれました。

最後まで話を聞いてくれた

弱音ばかりですぐにネガティブな考えになってしまう話など、聞いていて気持ちがいいはずはありませんよね。
そんな話は聞きたくないと思われてしまっても仕方がないと思うんです。
しかし、夫は必ず私の話を最後まで聞いてくれました。
不安に思っていることを全て口に出すことが出来たので、それだけでもかなり気持ちがスッキリしました。
またすぐに落ち込んでしまっても、何度でも話を聞いてくれた事にとても救われました。

うつ病を克服出来るように一緒に考えてくれた

他人事と思うのではなく、自分は何をしてあげられるのかという事を考えてくれていました。
上記でもお話ししたように、私が出来なくなってしまった事は夫が積極的にやってくれました。
病院に相談してくれたのも夫からでしたし、少しでも私が楽しく1日を過ごせるようにしてくれていたので、無理をしないで済んだのだと思います。

イライラをぶつけても絶対に怒らなかった

相手がイライラしているとつい自分もイライラしてしまったり、逆切れしたくなってしまったりする事だってあるかもしれません。
夫は元々温厚な性格だという事もあり、私がイライラして八つ当たりしてしまっても怒る事はありませんでした。
もちろん、八つ当たりをするのは良くないことなので、それで喧嘩になってしまう場合だってあるでしょう。
なるべく喧嘩はしたくないですし、こんな不安定な気持ちの状態で喧嘩をしてしまったら、もっとうつ病は悪化していたかもしれないです。

いつでも好きで居てくれた

たとえ夫婦だとしても、うつ病の相手を支えるのは本当に大変な事だと思います。
もし、自分が逆の立場だったら、夫のように出来るか正直自信はありません。
イライラされたり、不満ばかり言われたり、そんな状態が続いていたら自分だって気が滅入ってきてしまうこともあるでしょう。

もうこれ以上は支えられない!!と突き放されてしまったって仕方がないくらい、気分が落ちている時は夫にキツイ事を言ってしまっていました。
気持ちが落ち着いてくるたびに、嫌われてしまうかも…と不安になる事もありました。
しかし、夫はそんな私にも「好きだよ」「大切な人なんだよ」といつも言ってくれました。

そのおかげで、何度も死にたくなった時、思いとどまる事が出来たのです。
私が、今ここにいるのも夫の支えがあったからこそです。
本当に感謝してもしきれません。

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うつ病をどうやって乗り越えればいいのか

家族がいるから生きなきゃダメだと思っていても、どうしても辛い時だってありますよね。
私も、どんなに支えてくれる夫が居ても、全てを捨てて何もかも投げ出したくなってしまった時もありました。
そんな時、私が心掛けていた事をお教えします。

これを意識して心掛けていけば、薬が合わなくて飲んでも良くならない時や、早く治さなくちゃと焦っている時でも気持ちが少し楽になると思います。

無理をしない

私がうつ病になったのは、自分が何とかしなければという責任感や、頑張らなければいけないというプレッシャーに押しつぶされてしまったからです。
うつで無気力になっている中で更に頑張ろうと無理をすれば、もっとうつが悪化してしまうこともあります。

無気力なのは仕方がない事なんです!!
頑張りすぎてしまったから無気力になっているだけなんです!!
だから、今はゆっくり休みましょう。

子供が居ると、子供のご飯などお世話をしなければいけない事もあるでしょう。
でも、夫のご飯や自分のご飯なんか、無理して作らなくたってお弁当や冷凍食品で済ませたって死にはしませんよ!

子供のご飯も作って、掃除や洗濯をして、あれもしなきゃこれもしなきゃと考えるだけでおかしくなりそうでした。
だから私は、子供の事以外の家事をする事をやめました。
それだけで、だいぶ気持ちが楽になるはずです。

思っていることは全て吐き出す

どうしても悪い方向に考えてしまい、負の感情が爆発する事だってあります。
しかし、どんなにネガティブな発言でも自分の中でため込んでしまうとストレスになってしまうので、口に出すことが大事なのです。

「辛い」「無理」と弱音を吐く事も必要ですが、それだけではなく今自分が何をして欲しいのかをしっかり伝えておくといいでしょう。
私は、夫が私の分も家事を頑張ってくれている事はもちろん嬉しかったのですが、無理してまで家事に時間を割くより私の側に居て欲しいと思っていました。
仕事と家事と育児とで、せわしく動き回りいつ夫の時間が空くのかわからない状況はとても不安でした。
それを伝えた事で、仕事で忙しい時は無理をしないようになり、時間の共有も出来たので私も心に余裕ができたのです。

相手がどう思っているのか、どうして欲しいかは言わなければ伝わりません。
気持ちを伝えられたというだけでスッキリ出来るので、聞く方は否定せずまずは全部聞いてあげて下さい。

楽しい事だけ考える

嫌な事を考えないようにしようと思っても、そう簡単に考えなくなるわけではありませんよね?
そういう時は、嫌な事を考えないようにするのではなく、何か別の事を考える方が気が付いたら嫌な事も忘れていたりするものです。
私は、とにかく楽しい事や好きな事だけ考えるようにしています。

ゲームが好きなので、全てをやめゲームに没頭する時間を作りました。
たまには欲しいものを買うのもいいですね。
ネットショッピングで何を買おうか考えている時間がまた楽しかったりもします。

動物の力もすごいと思います。
猫を1匹飼っていましたが、最近犬も飼い始めました。
愛猫、愛犬の事を考えている時間も、嫌な事を忘れられるんです。

皆さんも、昔やっていた趣味でも何でもいいので、楽しい事だけを考えてみて下さい。
忘れよう忘れようとするより、自然と忘れられているはずです。

私が、このように考えられるようになったのは、夫が私にそういう環境を作ってくれたからだと思います。
だから、パートナーの方が少しでもうつ病を理解してあげる事が大切なのです。
一人で乗り越えるのは大変でも、夫婦で一緒に乗り越えていければ回復も早いでしょう。
どうか、一人で悩まないで下さい。

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まとめ

私は、過去のトラウマもあり、育児を頑張りすぎてしまいうつ病になりました。
他にも様々な理由から、悩み苦しんでいる人がいると思います。
うつ病は決して甘えや弱さではありません。
誰にだってなり得るものです。

私がうつで苦しんでいる時に、夫が献身的に支えてくれました。

1.気持ちに共感してくれた
2.最後まで話を聞いてくれた
3.うつ病を克服出来るように一緒に考えてくれた
4.イライラをぶつけても絶対に怒らなかった
5.いつでも好きで居てくれた

そのおかげで、今は病院に通わなくてもいいくらいに回復する事が出来ました。

うつ病を乗り越えるために私が意識していた事は、

1.無理をしない
2.思っていることは全て吐き出す
3.楽しい事だけ考える

ということです。

一人で乗り越えようとするのは大変かもしれませんが、夫婦で一緒に乗り越えていければいいですね。
一人で悩まず、もっとパートナーを頼ってみて下さい。
そして、支える側は寄り添ってあげて下さい。気持ちを尊重してあげて下さい。

この記事が、うつ病で悩んでいる人の役に立てれば幸いです。

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