自宅でできる検査と処置【訪問診療】で対応可能な事

医療介護

こんにちは。
いつもriroblogをご覧頂きありがとうございます。

☑本記事の内容

  • 訪問診療で出来る検査
  • 訪問診療で出来ないこと

こんな悩みを持ったあなたに。

自宅で診察ってどこまでできるの?
検査が出来ないならやっぱり意味が無い?
出来る検査と出来ない検査を教えて欲しい。

まだまだ認知度が低い訪問診療、どこまで自宅で出来るのかわかりやすく解説します。

訪問診療で出来ることまとめ | 自宅で診察はどこまで出来る?

前回は自宅でできる診察について解説させて頂きました。

今回はその続きです。

少しだけ専門的な話をしていきますが、参考になると思いますので是非ご覧ください。

まずは自宅で出来る検査から。

酸素濃度の測定

  • 酸素濃度
  • SpO2
  • サチュレーション

最近はテレビでもこんなワードを聞くようになりました。

酸素濃度とは、自分の体の中に酸素がどれくらい入っているか?を測定することです。

一般的に95%~100%の間であれば問題ないと言われています。

90%~94%だとやや苦しいですね。

富士山の5合目くらいで少し歩くと95%を切ります。なんとなくゼーゼーする感じです。

酸素濃度を測る機械はアマゾンや楽天でも売っています。

  • SpO2モニター
  • サチュレーションモニター
  • 血中酸素濃度

こんなキーワードで検索すると出てきます。

価格は7,000円~12,000円程度です。

コロナ禍で品切れや、値段の高騰がありますのでお気をつけください。

血液検査

内科の診察と言えばまずは採血です。

採血に使う道具はとてもコンパクトなので、自宅でも問題なく出来ます。

検査できる項目としては、いわゆる健康診断で調べるような一般的なものから、感染症の有無を調べるような専門的なところまで自宅で検査する事が出来ます。

血液ガス検査

こちらの検査は、ご自宅で酸素の機械を使っている患者様向けに行います。

おそらく酸素の機械を設置したときに医師から説明があったかと思うのですが

  • 酸素の流量:〇リットル
  • 酸素濃度:SpO2

このバランスが非常に大事です。

酸素の流量を上げると呼吸が楽になるのですが、体の中に二酸化炭素が溜まってしまいます。

そこで、体の中にどれくらい二酸化炭素が溜まっているのか?を調べるのが「血液ガス検査」です。

こちらの検査はその場で結果がわかります。

在宅酸素療法

先ほどの血液ガス検査に関連するものです。

たばこの吸いすぎや、肺炎を繰り返していると肺が弱ってしまい呼吸が苦しくなります。

自宅に酸素を出す機械を置いて、寝るときだけ・もしくは日中も鼻や口から酸素を吸うことで、苦しさを緩和することが出来ます。

楽にはなるのですが、デメリットとしては値段が高く、保険診療でも時に8000円くらいしますので、症状と金銭面と相談しながら利用すると良いでしょう。

医療機関からは費用の説明が無い場合もあるので要注意です。

尿検査

こちらも在宅で可能です。

一般的な紙コップにとる尿検査と、ウロペーパーといって

  • タンパク
  • 潜血
  • pH

などをその場で検査することも出来ます。

耳の検査

ポータブルの機械があれば、自宅でも耳の検査が可能です。

ジオスコープという機械が有名ですが、アナログな方法(ライトと耳鏡)でも十分診察が出来ます。

耳に疾患のある患者様でも対応可能です。

飲み込みの検査

これはちょっと難しい話ですが、喉の病気や認知機能の低下、あるいは肺炎を繰り返している方向けに、飲み込みの検査をすることが出来ます。

嚥下内視鏡検査(videoendoscopic evaluation of swallowing : VE)と言って、鼻からカメラのついた管をいれて、そのまま食事を食べて貰います。

喉をどのような経路で進んでいくのかをチェックし、ムセることなく食事がとれるようにリハビリをしていきます。

医師・もしくは歯科医師が対応可能です。

訪問歯科をご利用の患者様の場合は是非試して見ると良いでしょう。

嚥下内視鏡検査(videoendoscopic evaluation of swallowing : VE)については対応出来ない医師・歯科医師もいますので、確認してみてください。

飲み込みの検査については在宅で介護をする上で重要な問題になってくるケースがございますので、また別記事で細かく解説しようかなと思います。

ワクチンの接種

いわゆる予防接種関連も自宅で可能です。

  • インフルエンザ
  • 肺炎球菌ワクチン
  • 麻疹・風疹
  • おたふく
  • B型肝炎
  • 四種混合
  • ヒブ
  • ロタリックス

などなどきりがありませんが、基本的にワクチンの持ち運びが出来ますので、在宅医療・在宅介護をされている皆様にはご利用頂けます。

高齢者にとっては、インフルエンザや肺炎は悪化すると重篤な状態になるケースが多いです。

自費のものも、公費で負担があるものも積極的に確認して見ましょう。

訪問診療で出来ない検査

いろんな事ができるようだけど、出来ないものも知りたい。

基本的に「大がかりな検査」は出来ないと認識して頂ければ良いかと思います。

MRI・CT検査

MRIやCTについては、大きな病院で無いと検査が出来ません。

転倒して頭を打ってしまった場合などは、訪問診療では対応出来ませんので近隣の大きな病院で検査をする必要があります。

かかりつけの病院で無くとも、オープン検査と言って「MRI・CT」のみ対応してくれる病院も最近では増えています。

訪問診療で介入している医師の紹介状があれば簡単に受診ができますので、利用出来ると覚えておきましょう。

抗がん剤

癌患者様の場合ですが、抗がん剤の治療いついては訪問診療では認められておりません。

そのため、在宅医療と大きい病院への2カ所に通うことになります。

  • 自宅で使える薬
  • 自宅で使えない薬

こちらが法律で決まっています。

まとめ

今回はやや専門的な内容を書きました。

これから訪問診療を検討されている方、もしくは現在利用中の方は良く悩まれるポイントだと思いましたのでこちらでまとめさせて頂きました。

まだまだ訪問診療で出来る事や出来ないことはたくさんありますので、また解説したいと思います。

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