【子育てで悩んでいる人必見】モンテッソーリ教育とは??簡単に解説します!!

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私は、1歳半の娘を持つ一児の母なのですが、母になってからは子供の教育について考えるようになりました。
そこでよく聞くのが、モンテッソーリ教育という言葉です。
最初は、モンテッソーリってどこの総理??なんて思っていたくらいですが(笑)
同じように、モンテッソーリ教育という言葉は知っているけど、実際にどんな教育なのかはよく知らないという人も居るのではないでしょうか??

今回は、そんなモンテッソーリ教育について、分かりやすいように簡単に解説させて頂きます。

子供が出来たばかりの人や、子供の教育について考えている人は、ぜひこの記事を読んでモンテッソーリ教育を知って頂きたいです。
モンテッソーリ教育を知らない人には謎な教育に思えるかもしれませんが、子供を育てる上でとても大切な事を教えてくれます。
私は、モンテッソーリ教育を知ってから、少し子育てを楽な気持ちで受け止められるようになりました。

子供は思っても見ない事をしたり、わけもわからず泣いたりするので、初めて子育てをする人は本当に毎日大変な思いをしていることでしょう。
私も、イライラと戦いながら子育てを奮闘しています。
そんな毎日の育児にモンテッソーリ教育を取り入れれば、お母さんも子供も笑顔になれる日々が送れるはずですよ!

目次

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モンテッソーリ教育とは?

では、モンテッソーリ教育とはどんな教育なのか、簡単に説明させて頂きます。

まず、名前の由来ですが、20世紀初頭にマリア・モンテッソーリが考案した教育なのでモンテッソーリ教育といいます。
モンテッソーリは、子供には自分を育てる力が生まれた時から既に備わっていると考えています。
大人は、その力が十分に発揮できるように子供を援助しなければなりません。

モンテッソーリ教育の目的は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。
引用元:日本モンテッソーリ教育綜合研究所

そのために、適切な教具を使い、環境を整えてあげる必要があります。

特に、0歳から6歳の間に一番子供の能力が発達します。
子供がそれぞれの能力を発達させるために敏感になる時期を敏感期と言い、その敏感期に気付いて能力を伸ばしてあげられるように、子供をしっかりと観察することが大事なのです。

親はついつい、子供に「あれはダメ!」「これはこうしなさい!」と言ってしまいたくなります。
私も、子供がイタズラをしていると「ダメ!!」と思わず声を荒げてしまう事もありました。
しかし、そのイタズラこそが能力を発揮させようとしている時でもあるのです。

例えば、子供はティッシュを箱から意味もなく出し続ける事が好きですよね?
うちでも気が付くと、箱の中身は全部部屋中に散らばっている事も多々あります(泣)
そういう時の子供は、集中状態になっていてものすごいスピードで能力を得ようとしているのです。

とはいえ、親からしたら毎回ティッシュをぶちまけられてはたまったものじゃありません。
なので、代わりにティッシュを出すという動作が出来るような教具で「能力を得たい!!」という子供の心を満たしてあげればいいのです。
子供が自らの意志で能力を発達させようとしているのを親がサポートする。これが、モンテッソーリ教育というわけです。

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5つの敏感期

上記で敏感期についてお話ししましたが、実際にどんな敏感期があり、どんな能力を伸ばしていけるのか、代表的な5つの敏感期をご紹介します。
具体的に知らないままでは敏感期に気が付いてあげる事が出来ませんし、しっかりとサポートしてあげる事も出来ませんよね。
せっかく敏感期に集中している子供を邪魔しないためにも、まずは私達親が敏感期を理解して、子供の才能を伸ばしてあげましょう。

運動の敏感期

運動には2種類あります。
歩いたり走ったりする粗大運動の敏感期と、手や指を使った微細運動の敏感期です。

うちの娘は今ジャンプがしたくて仕方がない時期で、バランスボールに乗せて弾ませてあげると、何度もやって!やって!とせがまれます。
これは、運動の敏感期で、自らジャンプする力を伸ばそうとしているのです。
まだ自分ではうまく出来ないので、親にサポートをしてもらいながらジャンプする感覚を掴もうとしています。
つい、危ないからまだバランスボールは早いんじゃないかなぁと思ってしまいますが、子供が興味を示しているなら挑戦させてあげるといいでしょう。
もちろん、倒れても危なくないように下にマットを敷いたり、しっかりと押さえてあげたり、親が援助してあげる必要があります。

他には、ストローの穴に何度もストローを入れたり出したりする行動をよくするようになりました。
これは、微細運動の能力を発達させたいという表れです。
しかし、飲んでいる最中のストローでそれをやられると、途中でストローを落として飲めなくなってしまう事もあるので、うちでは同じような動作が出来る教具を与えて満足するまで穴に通す事をやらせてあげています。

言語の敏感期

まず0歳から3歳頃に話し言葉の敏感期が始まり、その後3歳半から5歳半頃に文字の敏感期になります。
言葉が話せない赤ちゃんのうちから親がたくさん話しかけることで、子供は早く言葉を覚えられ理解力も付くと言います。
赤ちゃんだからどうせ言っている事はわからないだろうと思わず、積極的に話しかけてあげるといいでしょう。

赤ちゃんと話す時は、つい赤ちゃん言葉で話しかけてしまいがちですが、普通に大人が使う言葉で話しかけた方が言葉を理解するのが早くなる傾向にあります。
うちも、離乳食が始まった時から「まんま」ではなく「ご飯」と言っていたら、子供も「ごはん」と言えるようになりました。

英語にも早いうちから触れておいた方が、英語に対する苦手意識が減るようです。
絵本の英語版なども売っているので、うちでも、小さいうちから英語の絵本を読んであげるようにしています。
英語が苦手な人でも読めるような、簡単な英語しか出てこない絵本なら無理なく読み聞かせする事が出来ますよ!

感覚の敏感期

感覚というのは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感の事です。
それぞれの感覚にとても敏感になる時期を感覚の敏感期と言います。
その時期にたくさん五感を刺激させてあげる事が大事なのです。

音楽や美術なども、子供が小さいうちから触れさせてあげましょう。
童謡を一緒に歌ってあげるのも、聴覚を発達させるためにはとても良いと思います。
うちでは、1歳の誕生日にトイピアノをプレゼントしてあげました。

最初にCDや動画などで童謡を流して聞かせてあげ、その後ピアノでその曲を弾いてあげるとピアノの音に合わせて歌う事が出来るようになります。
これは、歌詞がなくても音やリズムだけで歌がわかるくらい聴覚が発達しているからなのです。
まだ、たくさん言葉が喋れない娘も、ピアノでちょうちょを弾いてあげると、一緒に歌わなくても「ちょうちょ♪ちょうちょ♪」と少しだけ歌い始めるようになりました。

五感は感受性や表現力を育てるためには無くてはならないものなので、クラシックを聞かせてあげたり、美術館に連れて行ってあげたり、色々な経験をさせてあげるといいでしょう。

数の敏感期

数字に興味を持ち始めたら、それは数の敏感期だと言えます。
しかし、数字を覚えるにはただ数を数えればいいわけではありません。
よりスムーズに数を覚えられるようになるためには、必ず3つの事をしなければなりません。

・数の数え方…いち、に、さんと声に出す
・数の量…実際の個数が目で見てわかるようにする
・数字…1、2、3の記号も合わせて見せる

この3つを合わせて教える事で、初めて数字を理解できるようになるのです。
まずは、1~10までをしっかりと理解できるようになってから次の段階へ進むといいでしょう。

秩序の敏感期

子供は「いつもと同じ」にこだわる時期がありますが、それが秩序の敏感期です。
イヤイヤ期と被っている事もあるので、ただイヤイヤ言いたいだけだろうと思ってしまいがちですが、実は秩序が守られていない事でイヤイヤしている時もあります。
例えば、いつもと順番が違ったり、いつもとやり方が違ったり、それだけで子供は落ち着かなくなってしまうのです。
秩序を守る事で、子供は安心して落ち着いて生活することが出来るようになります。

イヤイヤ期は親にとって、とても大変な時期だと思います。
うちも今イヤイヤ期が始まってきているので、思うようにいかなくてイライラしたり悩む事もありました。
しかし、秩序の敏感期があるというのを知っているだけでも、もしかしたらいつもと違うからイヤイヤ言っているのかもしれないと行動を見直すきっかけになるし、違う事に気が付けばいつもと同じにしてあげる事でイヤイヤを抑える事も出来ます。

うちでは、お風呂はお父さんが入れてくれるのですが、どうしても仕事で帰りが遅くなってしまうと私が入れなければならない時があります。
最近ではそんな時、いつもはお父さんなのになんでお母さんなの!?というように泣く事がありました。
どうしてもいつもと同じに出来ない時は、子供の気持ちに寄り添って「いつもお父さんだもんね?いつもと同じが良かったね。でも、今日はお父さんの帰りが遅いからお母さんと一緒に入ろうね!」と伝えてあげる事で、しばらくしてから納得してくれたのです。
そうやって、いつもと同じじゃないから嫌がっているだけだし仕方がないなと思うと、冷静に子供と向き合う事が出来るのではないでしょうか?

このように、子供にはいろいろな敏感期があり、それぞれの敏感期に合わせて子供をサポートしてあげる事でその能力が発達していきます。
他にも、小さいものへの敏感期文化の敏感期などがあるので、子供が何かに集中していたり、何度も繰り返していたりする事があれば、敏感期かもしれません。
そんな時は、子供をよく観察していつでもサポート出来る環境を整えてあげられるといいですね!

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おすすめの教具

上記でも、何度も教具という言葉が出てきましたが、教具というと堅苦しい感じがしますが、いわゆる知育玩具です。
それぞれの敏感期に合った教具があり、それを使う事でより子供の能力の発達を促す事が出来ます。
たくさんの教具がありますが、私が子供に与えた物でいいなと思ったおすすめの教具をご紹介します。

紐通し

これは、棒を穴に通していくもので、指先の動きを発達させるために使うといいでしょう。
紐を通すだけでなく通した紐を戻す事が出来るので、空間把握能力も鍛える事が出来ます。
うちの娘が、ストローの穴にストローを出したり抜いたりしていた時に与えた教具です。
形もチーズの形をしていて可愛いですし、紐が本体に繋がっているので失くしにくくておすすめですよ。

円柱さし

モンテッソーリ教具では有名な円柱さしです。
円柱を指で正しくつまむ事で、鉛筆の持ち方を覚えるためにもいいと言われています。
それぞれ大きさや長さが違うので、大きさの感覚が身に付きます。
大人でもパッと見、どこにどれが入るのかわからない事があるので一緒に遊んでみても楽しいですよ。

マッチングエッグ

図形を認識し識別する力を育てる事が出来ます。
うちの娘はまだ形はわかってないようですが、卵を割るという感覚を楽しんでいるようです。
色も6色に分かれているので、色の認識力も身に付きます。
卵としておままごとに使ったり、色々な遊び方をすることで想像力が養われる教具です。

まだ持っていない物ですが、今後数字を覚えられるようにするために100玉そろばんは与えたい教具の1つです。
他にも、教具はたくさん売っていますし、手作り出来る物もあります。
将棋の藤井聡太さんが子供の頃にやっていた事で有名なハートバッグという教具も、折り紙やフェルトなどで簡単に作る事が出来るのでおすすめです。
お金をかけなくても作れる教具もたくさんあるので、子供には敏感期にあった教具を色々使わせてあげるといいですよ。

教具を与える時は、子供が取れるように棚に並べて置き、自由に取らせてあげましょう。
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まとめ

モンテッソーリ教育とは、子供の自己教育力を伸ばすために環境を整え、親が適切にサポートし、自立した子供を育てる教育です。
子供が自らの意志で能力を発達させようとしているのを親がサポートする必要があります。

適切にサポートするには、子供の敏感期にしっかりと気が付いてあげなければなりません。

5つの敏感期


・運動の敏感期
・言語の敏感期
・感覚の敏感期
・数の敏感期
・秩序の敏感期

 

子供が何かに集中していたり、何度も繰り返していたりする事があれば敏感期がきていると言えるでしょう。
それぞれの敏感期に合わせて、必要な教具を用意してあげてください。

おすすめの教具は、

・紐通し
・円柱さし
・マッチングエッグ

等がありますが、手作り出来る教具もあるので色々な物を使わせてあげるといいでしょう。

子供の教育方法は家庭によって様々なので、モンテッソーリ教育が全て正しいと言っているわけではありません。
こんな教育方法もあるんだという事を知って頂けるだけでも、子供を育てる上で少し気持ちが楽になるんじゃないかなぁと思っています。

とはいえ、絶対にイライラしないわけではないと思うんです。
モンテッソーリ教育を実践している私でさえ、子供にまったくイライラしないなんて事はありません。
わかっていてもついついイライラしてしまう時はありますよね。
子育てはすごく大変ですが、お互い無理の無いように頑張りましょう!

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