犬に散歩は必要なの?散歩時間の目安と散歩のマナーもご紹介します!

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自宅に愛犬がいる方は毎日散歩を連れていってるかと思います。

一方でノミやダニがつく・皮膚病があるなどの理由で散歩に行かないという方もなかにはいるようです。

自宅でオシッコやウンチをちゃんとできているのであれば散歩は必要ないんじゃないのという考えの方もいるでしょう。

しかし犬の散歩の必要性は様々あり散歩に行かないデメリットは結構あるということがわかってきました。

そこで今回は犬の散歩の必要性や行かなければどのような悪影響を及ぼすのかを詳しく解説していきます。

目次

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犬の散歩の必要性は?

まずは犬の散歩の必要性についてご紹介していきましょう。

運動不足解消や肥満予防

人間でも同じですが自宅で食っちゃ寝していたら太ってしまいますよね。

それは犬も同じです。

それに運動不足になると足腰の筋力が低下し老化が早く進行してしまいます。

肥満になると心臓に負担がかかり最悪の場合心臓発作で亡くなるということや他の内臓疾患になったり筋力が低下すると寝たきりになり将来介護が必要になってしまうでしょう。

そうならないためにも日常的に散歩をし運動不足解消と肥満予防をすることが重要になるのです。

脳のリフレッシュ

外で出会う色んなニオイは犬の脳に刺激を与え、リフレッシュさせてくれます。

風に乗ってくるニオイを嗅ぎたい、道端のニオイを探索したい、知らない犬のニオイを詳しく知りたいなど嗅覚に関わる本能的な好奇心を満たすことはストレス解消にも繋がるでしょう。

またシニア犬にとって認知症予防にもなります。

社会性の向上

散歩に行くと飼い主以外の人や犬に出会います。

家族以外の人や犬と出会い慣れていくことで犬は社会性を身につけていくことになるのです。

社会性が向上すると初めての環境や知らない人・動物に対し警戒心を軽減することができストレスを感じにくくなるでしょう。

散歩を怖がるのではなく楽しめるようになればドッグランやドッグカフェなどにいき色んな人や犬と触れ合う機会も増え、飼い主と外出できる時間が増えることで精神的に満たされる時間も確保できるようになります。

問題行動の予防

散歩は犬の過剰なエネルギーを発散させることに役立ちます。

体力が余っていると吠えたりいたずらをしたりなどの問題行動に繋がることが多いです。

適度な運動をさせることで犬も気持ちを満たすことやストレスを減らすことができるため問題行動は減っていくでしょう。

飼い主との信頼関係

散歩は飼い主さんと愛犬が楽しい時間を共有し信頼関係を構築できる大切な機会です。

散歩が苦手な子でも散歩中に犬が喜ぶような声掛けたご褒美を与えることで楽しく散歩に行くことができるようになるでしょう。

毎日散歩に出ることで飼い主さんとの関係の再構築や改善の可能性が高まるため大切な時間と言えるのではないでしょうか。

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散歩の時間はどれくらい必要なの?

では散歩の時間はどれくらい必要なのでしょうか。

犬には小型犬・中型犬・大型犬など個体差があり、それぞれ散歩に必要な時間が違ってきます。

小型犬

チワワやミニチュアダックス・トイプードル・パグなど小型犬は現在大変人気がある犬種です。

体が小さいため大型犬ほど多くの運動量は必要ありませんが散歩の必要性の部分でご紹介したいようにできるだけ毎日散歩に連れていきましょう。

小型犬は1日1回~2回程度、朝夕の時間帯の散歩がおすすめです。

時間は1回10分~15分程度で十分でしょう。

しかしチワワのような超小型犬は体の造りがデリケートになっており骨格もあまり強くないため長距離の散歩はおすすめしません。

愛犬の様子をしっかり観察しながら、負荷がかかりすぎないよう散歩の距離や時間を調節する必要があるでしょう。

中型犬

ボーダーコリー・柴犬・スタンダードダックスフンド・コーギーなどは中型犬に分類され、1日2回、1回につき30分程度の散歩がおすすめです。

30分の散歩を距離で換算すると約2㎞くらいなので、距離を目安にするのもいいかもしれません。

ゆっくり歩く散歩も喜びますが中型犬は小型犬に比べると運動量が必要なため物足りないと感じる子もいるでしょう。

そんな時は一緒に走ったり、ドッグランで思いっきり走らせてあげるなどしながら調整を行ってください。

大型犬

秋田犬・ラブラドールレトリバー・ダルメシアン・ドーベルマンなどは大型犬に分類され1日2回、朝夕の散歩がおすすめです。

1回にかける散歩の時間は30分~1時間で距離にすると約2㎞~4㎞になります。

大型犬の場合は走ると足腰や関節に負担がかかることがあるため人間の大人が歩くペースで時間をかけて散歩することが望ましいと言えるでしょう。

小さい頃から走らせていると股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)という病気になりやすいため少なくとも1歳までは激しく走らせるのはやめた方がいいです。

1歳を超えたら肥満にならない程度の適度な運動をさせてあげれば特に大きな問題はありません。

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散歩をする時のマナー

愛犬を散歩させる時には飼い主として最低限のマナーがあり守らなければいけません。

ここでは散歩をする時のマナーについてご紹介します。

散歩に持参するものはこれ!

散歩をする時に手ぶらで出る方がいますがこれはNG!

以下の物を必ず持って出るようにしましょう。

・シッパー付きバックや密閉容器(フンのニオイを防ぐ)
・リードや首輪、胴輪
・観察、狂犬病予防注射票
・マナーベルト
・ビニール袋
・水(飲み水とオシッコをしたときにかける用)
・ティッシュペーパー(流せるものが便利)
・トイレシーツ

散歩は毎日のことなので必要なものを予め「お散歩バック」として用意しておくとサッと出ることができ手間がかかりません。

散歩時は必ずリードを!

愛犬を散歩させる時は必ずリードを付けるのは鉄則!

充分にしつけられている犬でも急に人や犬に飛び掛かることはあります。

リードを付けていないと通りすがりの人たちに不安や恐怖を与えてしまうこともあるので、周囲の人も安心できる散歩の仕方をするようにしてくださいね。

周囲の歩行者に気配りを

散歩で出会う人や普通に歩いている人の全てが犬好きではありません。

散歩中は「犬が嫌いな人もいる」ということを意識して周囲の人との位置関係に注意してください。

散歩時の注意点としては

・進行の妨げにならないよう犬に道の端に近い側を歩かせる
・人とすれ違う時は、その人と愛犬の間に自分が入るようにする
・向こうから歩いてくる人が犬を怖がっていないか常に気を配る
・怖がっているような時は立ち止まり座らせるか「フセ」させたり、抱っこする
また、人が多い場所での散歩はできる限りさけるようにしましょう。

リードは短く

基本的にリードは短く持ってください。

長くしている人がたまにいますがこれではリードなしで散歩しているのと一緒の状況になりマナー違反です。

またリードが人の足がひっかかったり、自転車に絡まったりなどの事故もあるため危険回避のためにはリードは短く持つことを守りましょう。

今は伸縮式のリードも販売されていますが伸縮式を使う場合は長さを固定できるようにしておいてください。

広場ではロングリードを使って通常の散歩時には短いリードを使うなど使い分けるのもいいですね。

飛びつかせたり吠えさせたりしない

何気なく散歩をしていて飼い主さんが油断している時に急に他の人や犬に飛びついたり吠えたりすることは良くあります。

人が大好きな犬であればその表現の一種として飛びつこうとする子もいますが急にそのような行動をされた相手はただただびっくりしてしまうでしょう。

それがトラウマになってしまったり、服を汚す・転倒することもあります。

そのようなことがないようにしっかり愛犬をコントロールすることが必要です。

他の犬に出会ったら慎重に反応を見る

愛犬を散歩させていると他に犬と出くわすことは多いでしょう。

そんな場合は注意深く様子を伺うことが大切です。

人間にも相性があるように犬にも相性はあります。

無理に挨拶させたり近寄らせたりすると噛みついてケガをさせたり逆にケガをさせられることもあるでしょう。

相性に問題がなさそうに感じたら「挨拶させても大丈夫ですか?」の一言を必ずかけるようにしてくださいね。

仲良く遊んだ後は「ありがとうございました」の挨拶も忘れずに!

そうすることで次出会った時は散歩友達になっているかもしれませんよ。

排泄した後の後始末は絶対!

散歩中特に気をつけて欲しいというか絶対守って欲しいマナーは排泄した後の後始末です。

他人の家の前に便をそのまま放置したりオシッコした後水もかけずに立ち去る飼い主も見かけますが絶対にそれはやめましょう。

責任を持って愛犬を購入したのであれば排泄の後始末もきちんとするのが常識と言えます。

「排泄の後始末をしないのであれば犬を飼う資格はない」とよく言われていますがその通りです。

自分だけが良ければいいという考えは捨てて人に不快な思いをさせないよう心掛けましょう。

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まとめ

今回は犬の散歩の必要性についてご紹介してきました。

散歩は少しの時間であっても犬にとってとても重要なものです。

散歩をすることで様々なことを学ぶことができますし問題行動の軽減にもなりますので散歩時間の目安を参考にぜひ毎日行ってあげましょう。

また散歩をする時のマナーについてもご紹介しています。

愛犬の散歩中にあった出来事は良いことも悪いことも飼い主さんも責任です。

そのことをしっかり自覚し楽しい散歩にしてくださいね。

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