ハイエース ディーゼルエンジンのケースレスオイルフィルターの交換を写真解説いたします。
現車情報
車両型式 QDF-GDH201V 平成29年式
原動機の型式 1GD 2.75L ディーゼル
走行 90000Km
メーカー指定オイルはDL-1になります。
使うオイル量はオイルエレメント同時交換時 6.1L
オイルフィルターはケースレスタイプのオイルエレメント
オイルのみの交換でしたらアンダーカバー外す必要ありませんが、今回オイルエレメントも同時交換するのでアンダーカバーは取り外します。
目次
オイルフィルターオイルドレンプラグ
3/8(9.5mm)のソケットのエクステンションバーでオイルフィルターのオイルドレン用のキャップを取り外します。
この作業は本体そっくり取り外すとオイルフィルターケース内のオイルがドバッっと出て汚れるのでそれを防止する為の事前作業ですが
多少こぼれても構わないという方は、この作業はせずにオイルフィルターレンチで普通にケース本体ごと外してもよろしいかと思います。
オイルドレン用キャップが外れました。
オイルフィルターに付属してるオイルドレンプラグをねじ込んでいくとオイルが出てきます。
下にオイル受けを置いてください。
ある程度、オイルが出きりましたらオイルフィルターレンチを装着してオイルフィルターケース本体を緩めて取り外します。
先にオイルはある程度、抜いてあるのでそれ程こぼれませんが、上に向けたまま落とさないように慎重に取り外します。
古いオイルフィルターは少し固くはまってるので抜けた反動で服など汚さないように、ゆっくりと慎重に引き抜きます。
Oリング交換
Oリングを新品と交換します。
Oリングが傷まず滑らかに取り付けできるように少量のエンジンオイルを付けましょう。
※Oリングの取り付け位置は間違えやすいので必ず確実に同じ位置に装着してください。
新しいオイルフィルターを奥まで確実に入れてください。
オイルドレンキャップのOリングも新品に交換します。
新しいOリングには滑らかになるよう少量のオイルを塗布しておきましょう。
全部組み終わりましたらパーツクリーナーなどで余分なオイルを落とします。
綺麗に清掃してオイルフィルター交換は完了です。
あとは通常通りドレンボルトからエンジンオイルを抜いてのオイル交換をします。
最終確認
エンジンのエンジンオイル給油口からエンジンオイルを6.1L入れます。
メーカー指定の品質のエンジンオイルを規定量(6.1L)まで入れて最終確認をしたらエンジンを始動してアイドリング状態で1分くらい回して
エンジンを確実に止めて、オイル漏れとオイル量を点検して完了です。
※自動車整備は危険が伴います。専門知識の元、自己判断、自己責任において十分注意して行ってください。