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HIDヘッドランプのスイッチをこまめに切る行為
HIDヘッドライトの電源スイッチのONをOFFに繰り返すことにより
車の寿命を縮めてしまう行為です。(特にバーナーへの負担)
HIDヘッドライトの寿命は点灯時間の長さよりもON、OFF、の回数が多いほうが寿命への影響が大きいと言われています。
HIDライトは放電灯の1種です。
点灯時に、ブラスターという装置に高電圧約20,000ボルトをかけて、
バーナーというヘッドライトのバルブに相当するパーツに放電を促し、
放電が安定したら、
熱を下げて放電を維持させます。
そんな構造上、HIDヘッドライトをつけた瞬間、大きな電圧、電流を必要とするので
つけたり消したりを繰り返すと、ヘッドライトバルブにあたるバーナーや
バッテリーやオルタネーターなどへの負担も大きくなりなります。
なのでHIDライトは一度点灯したら車から降りるまでつけっぱなしの方が良いのです。
朝などエンジンをかけてすぐに発進する行為
通勤時や出かける際、車のエンジンをかけたらすぐにスタートしたいところですが、
いきなり走り出すのは車のエンジンを痛める原因です。
これは人間が寝て朝、起きたとたん、すぐに激しい運動するようなものです。
車の場合はエンジンやミッションのオイルが適切な粘度で全体に回っていなかったりと
エンジンをかけてすぐに発信する事はエンジンに負荷がかかります。
1分程度エンジンをかけたままにし暖気運転を心がけましょう。
あまり動かさず乗らない車
なかなか忙しくて車に乗る機会はおろか、エンジンをかけることもない、
なんて方もいるかもしれませんね。
全く乗らない状態が長く続けば続くほど、かなり車に悪影響があります。
まず最初にバッテリー上がりの原因になります。
乗ってきた車を保管するときはイグニッションキーをOFFにしてドアロックを閉めて完全OFFの状態で止めておきますよね。
一見、電気機器もOFFになってる、と誰しも思いますが
でも今の車は盗難防止装置やカーナビ、ETC、などなど、バックアップなどのため微弱な電源供給していますのでバッテリー容量を使っています。
あとは車のありとあらゆる摺動部の動きが悪くなります。
これを防ぐ為にも最低一週間に一度は乗るか、エンジンを始動するかをして対策しましょう。
満タン給油をしない行為
ガソリンタンク内のサビ防止と言うメンテナンスの観点からは、
満タンにしておくのががベストな選択となります。
ガソリンタンク内でサビが発生すると、最悪の場合タンク内に穴が空いて、
燃料タンクの交換が必要になってしまいます。
タンク内に空気の隙間があると結露によってタンク内に水滴が発生しサビの原因となってしまいます。
しかし、ガソリンタンク内がガソリンで埋まっていれば結露のもとになる空気が、
そもそもないので水滴を発生させる余地をなくすことができます。
したがって、ガソリンを満タンにしておいた方が、サビ予防に最適なのです。
週末しか乗らない方は休日にガソリンを満タンにしておけば平日は管理しなくてもサビ予防ができます。
車のボディーのサビを放置する行為
車に長い間乗っていると、どこかにぶつけてしまって凹みを作ってしまうことが、
たまにはありますよね。
車のボディーの凹みをそのまま放置していると凹んだ部分は塗装がはげて行きますので、
そこからサビが発生してしまうことがあります。
鈑金塗装の修理と言うのはお金がかかってしまうものですが、
あまりにも錆びてしまうと、そこから腐食して腐って、穴などが空く場合も、なくはありません。
人間の虫歯と同じで放っておくとどんどん穴が大きくなっていきますので、
大がかりな修理にならないうちに、
特に金属ボディー部分なら修理しておいたほうがお勧めで、
もうすぐ廃車にする、といった車であればともかく、
これから先長い間乗る予定の車などは早めに修理をしておく方が良いでしょう。
ただし、車の前後のバンパーなどはほとんどが樹脂製なので錆びる心配はありません。
※車の寿命伸ばしたいのであれば日ごろからメンテナンスを欠かさないことも大切です。