こんにちは。
いつもriroblogをご覧頂きありがとうございます。
☑本記事の内容
- 介護サービスの種類について
- 自宅のサービスと通うサービス
こんな悩みを持ったあなたに。
介護や保険に関する話題って難しい事が多いですよね。専門用語をなるべく使わないで、わかりやすく解説します。
目次
親の介護をする | 必要な介護サービスまとめ
介護サービスは大きく分けると2つあります。
- 家でやるもの
- 通ってやるもの
介護をされる方の生活スタイルに合わせて、もしくは高齢者本人の希望に合わせて選んでいく必要があります。
それぞれ特徴を解説していきます。
家でやるもの
医療や介護の資格を持った方が、あなたの家に訪問して介護のお手伝いをしてくれます。
訪問介護
ホームヘルパーという言葉の方が認知されていると思います。
おそらく自宅での介護において一番お世話になるのがこの訪問看護(ホームヘルパー)です。
どんなことをしてくれるの?
サービス内容も2通りあります。
- 身体介護
- 生活介護
この2つです。
身体介護
こちらは名前の通り「体のお世話」をしてくれます。
- 入浴の介助
- 食事の介助
- 排泄介助(おむつ交換)
- 薬の介助
対象者(例えば母親が介護状態なら)のお世話をするのが、高齢の父親だといわゆる「老老介護」の状態です。
老老介護(ろうろうかいご)とは、高齢者が高齢者のお世話をすることです。
80歳の母の入浴を80歳の父がサポート出来るわけない。
体力的に難しい事が多いのでホームヘルパーさんの出番ですね。
高齢者の身の回り全般のサポートをするのが身体介護です。
生活介護
生活介護は日常生活のサポートをすることです。
- 買い物
- 部屋の掃除
- 宅急便の受け取り
- 話し相手
- 見守り
身体介護と生活介護の違いがよくわからない。
はっきりとした線引きは難しいのですが、法律で厳密に決まっています。
大まかに把握するならば…
- 体に触る行為:身体介護
- 体に触らない行為:生活介護
このような認識でも問題ないでしょう。
実際のところ、ホームヘルパーも情のある人間ですので、困っていたらサポートする人が多いです。
訪問マッサージ
自宅に
- 鍼灸あんま師
- 整体師
訪問してマッサージやお灸をしてくれるサービスがあります。
家には整体院にあるようなベッドはないけど。
持ち運びの出来るベッドを持って行きます。
整体院に通院したときと同じような設備を持っていけるので、自宅でもマッサージを受けることが出来ます。
1回あたり30分前後で、料金は保険が使えるので1回500円程度です。
週に1~2回のマッサージを受ける方が多いですね。
訪問リハビリテーション
訪問マッサージと似ているのですが、大きな違いは「より専門的な訓練」です。
どんな人が来てくれるのかと言いますと
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
このような職種の方が自宅に訪問してくれます。
何だか難しいけど何をやってくれるのかしら?
理学療法士
病気や事故などで体がうまく動かなくなった方のリハビリをしてくれます。
生活に支障が出ないように色んなリハビリをしてくれるのですが
- 立つ練習
- 歩く練習
- 階段をのぼる
- トイレに座る
など、生活の導線を考えつつサポートしてくれます。
作業療法士
理学療法士と混同してしまう方も多いのですが、作業療法士は「動作を通じてリハビリをする職種」です。
- レクリエーションをしながら
- 箸で小豆をつまみながら
- 柔らかいボールでキャッチボールをしながら
〇〇しながらリハビリをしてくれます。
つまり、立ったり座ったりといった日常生活動作は理学療法士が特化して訓練しますが、生活の中を考えると
- 立ち上がってお茶をいれる
- 座って箸でご飯を食べる
など、色んな動作が組み合わさって生活しています。
作業療法士は、そのようなリアルな生活をイメージしてリハビリをしてくれます。
言語聴覚士
聞いたことのない職種ね。
日本での認知度はさほど高くありませんが重要な仕事です。
何をするのかというと
- 話す練習
- 食べる練習
- 飲み込む練習
このあたりのリハビリをしてくれるのが言語聴覚士です。
昨今高齢者に限らず、若者も中年もメンタルに不具合を感じる方が多くなっています。
その症状が悪化すると
- うまく話せない
- ご飯が飲み込めない
といった症状が出て来ます。
他にも認知症や脳梗塞などで、飲み込む機能が落ちてしまった方へのリハビリも言語聴覚士が対応しています。
自宅に訪問してやってくれる方はまだまだ少ないのですが、色々と相談してみるとよいでしょう。
まとめ
まだまだ家で出来るリハビリも通って出来るリハビリもたくさんあるのですが、長くなってしまったので別記事で紹介しようと思います。
また、このような相談に関しては「地域包括ケアセンター」や「ケアマネージャー」が対応してくれますので聞いてみましょう。
過去記事では「介護相談」についてもまとめています。