こんにちは。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
当記事では「自宅で丸山ワクチンを打つ方法と費用」について解説していきます。
癌と戦う方にとって丸山ワクチンは革新的な治療と言われています。
- 癌が治る
- 副作用がない
- 抗がん剤と併用できる
丸山ワクチンについては、情報は多いものの割と古い記事などが多く、最新の丸山ワクチン事情がわからないときがあります。
当記事では、2021年現在の最新版「在宅での丸山ワクチン注射について」を解説していきます。
最初に自宅で丸山ワクチンを打つ方法を紹介し、後半では丸山ワクチンの詳細について解説していきます。
目次
自宅で丸山ワクチンを打つ方法 | 費用と手順について【2021年最新版】
早速ですが、丸山ワクチンを接種する一番基本的な流れを解説します。
丸山ワクチンを検討しているということは、既に癌と診断されているはずですので、かかりつけ医に相談します。
丸山ワクチンを自宅で打ちたいんですが。
その後の流れは。
訪問看護ステーションを導入します。
訪問看護について
自宅で丸山ワクチン接種の為に、訪問看護ステーションの介入が必須です。
訪問看護ステーションとは、自宅で介護を必要としているお宅に訪問して病院と同じようなケアをする事業所の事です。
訪問看護が介入するためには、病院より訪問看護ステーション宛てに指示書が必要です。
〇〇さんのお宅に丸山ワクチンの注射で訪問してください。
こんな感じの書類を作成します。
それと同時に
丸山ワクチンの手順
- 診察をします。
- 丸山ワクチンの「治験承諾書」と「SSM治験登録書」をかかりつけ医が作成します。
- 上記書類を日本医科大学丸山ワクチン療法研究施設に渡します。
- 丸山ワクチンの説明会(約2時間)に参加し、治療内容同意の上ワクチンを購入・受け取ります。
- ワクチンの費用は1クール9000円ほどです。
- ワクチンは自宅で保管します。
- 訪問看護ステーションの看護師が週に3回訪問します。
- その都度丸山ワクチンの注射をします。
- 1クール毎に医師が血液検査を行いSSM臨床成績経過書(丸山ワクチン使用中の病状経過書)を作成します。
診察と訪問看護師の介入例
- 訪問看護ステーション:週に3回丸山ワクチン注射(月・水・金など)
- 医師:月に1回の診察
丸山ワクチンの費用について
丸山ワクチンについてかかる費用は3つです。
- ワクチン代
- 診察代
- 訪問看護代
おおまかにこれだけです。
丸山ワクチンについては自費診療になるので、クリニックごとに診察代金が異なります。
なので、いわゆる相場はないに等しいです。
丸山ワクチンを保険診療で受ける裏技
裏技といっても違法な行為ではありません。
やり方次第では保険診療で可能です。
その方法は、医師にこう伝えましょう。
訪問看護指示書に「看護師にて週3回の丸山ワクチン接種を行う」と書いてください。
訪問看護は医師からの指示書通りに行動します。
医師が自費と言えば自費ですし、指示書(つまり保険診療になります)に記載すればそのように看護師は行動します。
保険診療になってしまえば、丸山ワクチンの費用はこのようになります。
- 診察代(医師):2,000円~3,000円(月1回)
- 訪問看護(看護師):1回あたり800円→週3回訪問なので約月9,600円
- ワクチン代:1クール9,000円
トータル1ヶ月あたり21,600円(1割負担の場合)
ワクチン代は自費でして、こればかりは現物支給なのでどうしようもないです。
この訪問看護師指示書に書くという事を、一般の人は知らないので、高額な全額自費の診察を受けている人がたくさんいます。
ですが、自費診療はクリニックが自分で金額を決めて良いモノなので、こちらも違法ではありません。
双方納得した上であれば良いと思いますが、知識があればコストを下げることが出来ます。
丸山ワクチンの効果や論争について
そもそも丸山ワクチンの効果とは?
丸山ワクチンの効果には、癌と闘う免疫担当細胞の活性化と、腫瘍におけるコラーゲン産生の促進が含まれています。
少し簡単に言うと
- あなたの免疫を強くする
- がん細胞をコーティングして増えないようにする
- 増えない間に免疫で倒す
こんな感じです。
しかし、それはコラーゲン線維の生成を加速して、がん細胞をコーティングする役割を担当します。
腫瘍をコーティングして、カプセルのように閉じ込め、単独では生きられないがん細胞を壊死させる事が出来ます。
直接ではなく、あくまで間接的に倒すことが出来るのが丸山ワクチンです。
丸山ワクチンによる治療後腫瘍を有する患者は、腫瘍とともに長期間生存する事になります。
2021年でも注目されている丸山ワクチン
ここからは論争や効果について深掘りしていきたいと思います。
丸山ワクチンについては、医師の丸谷千里氏が発見しました。
ワクチンが販売されたときには「丸山ワクチン」の調剤を待つために、1000人以上の人が日本医科大学病院の廊下に並んだそうです。
なぜ丸山ワクチンが注目されたのか
衝撃的な発表を丸山医師が行ったからです。
80歳の肺がんの男性に丸山ワクチンを4ヶ月投与しました。
その結果腫瘍がなくなったそうです。
同じように末期症状として診断され、ワクチンに頼った後何年もの間生き延びた人が何百人もいました。
それらの患者の症例を記録し、最終的には3万人ほどの癌患者の腫瘍が消えたと丸山医師が発表しています。
末期の癌患者の内3000人以上が3年以上生き、さらに500人が5年生き残った。
丸山ワクチンが国から承認されなかった
ワクチンの発売から5年ほど経ったときに、厚生労働省に保険診療の登録をしましたが否認されています。
元々丸山ワクチンは、1940年代に結核やハンセン病と闘うための薬剤として開発され、1965年に医師が不治であると述べた癌患者にワクチンを調剤し始めましたのが切っ掛けです。
これまでに治療を受けたのは20万人以上と言われており、いつか保険使用可能な薬として認定されることを期待して、国に対してアプローチをしています。