夫婦で生活している中で、喧嘩をする事もあると思います。
喧嘩になる度に、辛く苦しい思いをしている人もいるのではないでしょうか??
もはや、喧嘩にもならず、ただひたすらに夫からの暴言に耐えている人もいるでしょう。
それは、モラハラではないですか??
今回は、夫にモラハラをされた時の対処法についてお話しいたします。
私は、元夫のモラハラにずっと悩まされていました。
元夫からモラハラを受けていても、自分が悪いから仕方がないと我慢していました。
最初は、それがモラハラだという事にも気が付かなかったくらいです。
同じように、
夫からの暴言は、もしかしたらモラハラなのかもしれないと思っている人
そんな方にぜひこの記事を読んで頂きたいです。
モラハラは、ずっと我慢していてもなくなりません。
少しでも辛い状況から解放出来るように、対処法を知っておくといいですよ!
目次
これってモラハラ??
まず、どんな事がモラハラなのか、実際に私がされていたモラハラの話をさせて頂きます。
これを読んで、同じようなことをされているのであれば、モラハラの被害者です。
今までモラハラだと気が付いていなかった人でも、気付くきっかけになれば対処も出来ると思いますよ。
自分が一番正しいと思っていて、見下してくる
元夫は、大体自分の意見が一番正しいと思っていました。
喧嘩になっても、「間違っているのはお前だから、謝るのはお前の方だ」と言われ、結局最後は私が謝るように仕向けられるのです。
私がおかしいからいけないのだと洗脳され続けていて、どうやったら自分を変える事が出来るのだろうかと考えるようになっていました。
他人の目を気にして、個人の意見を尊重してくれない
世間一般では普通ではない事が気に入らないので、少しでも変わった価値観は絶対に認めてくれませんでした。
「そんなの普通の人はやらない」「一般的にはこうだから」と、私の考え方などまったく受け入れてもらえなかったです。
例えば、朝食を少し抜いただけで「3食取るのが普通だ」と言われて、息苦しさを感じていました。
友人の事を悪く言う
会ったことも無い、私の友人の事を悪く言われる事もありました。
「そいつはお前の事を馬鹿にしてるに決まってる」とその人の事を知りもしないのに、勝手に嫌な奴にされ腹立たしさを感じました。
中には、そうやって悪く言う事で疎遠にさせようとする人もいるようです。
何度も「お前のそういう所がいけない」と説教してくる
私は、自分がだらしがないタイプなのはわかっていましたが、そういう所を見つけると元夫はすぐに説教してきました。
もっとこうしろと細かく指示してくることもあります。
しっかりと掃除ができていないと説教はしてくるのですが、自分ではまったく手伝ってはくれません。
「じゃあ、手伝ってよ」というと「掃除はお前の仕事だ」と言われます。
私は、パートだったので「俺は毎日フルタイムで働いているんだ」と言われると何も言い返せませんでした。
趣味や好きな事を否定してくる
趣味が合わないので、私が好きな事をしていると「そんなものの何が面白いんだ?」「いい加減大人になれ」と言われます。
趣味にも基準があるらしく、これは大人の趣味、これは子供の趣味と決めつけられてすごく嫌でした。
「そんなこともわからないのか?」「人間の底辺だ」と侮辱してくる
少しでも知らない事があると、「それくらい一般常識だ」「もっと勉強した方がいいんじゃないか」と馬鹿にしてきます。
さすがに「人間の底辺」とまで言われると、なんでこんなに我慢して結婚生活を続けているのかわからなくなりました。
「他の奴と結婚したって結局嫌われる」と離婚をさせないようにする
何度も離婚を考えましたが、離婚すると言うと「お前が変わらないと離婚したって何も変わらないからな」と言われ、離婚しても無駄だと思わされていました。
あまりにも酷い事を言われて限界だった時も「つい言ってしまっただけでそんなこと思っていない」と言い訳され、離婚は考え直すように言われました。
このように、モラハラをする人は相手をコントロールしようとしてくるのです。
最初は、こんなことおかしいと思っていても、だんだんと自分が悪いから酷い事を言われるんだと思うようになってしまいます。
これが、モラハラ夫の洗脳なんです。
洗脳されてしまうと、怒られないようにするにはどうしたらいいのか考え、酷い事を言われても我慢するようになってしまうんです。
もしかすると、モラハラだと気が付いていない人はすでに洗脳されている可能性もあります。
自分がダメだから仕方がないなんてことはありません!!
モラハラをされているのであれば、我慢しずぎないでください。
夫にモラハラをされた時の対処法
モラハラをされるのはとても辛いです。
少しでもその苦しみから逃れられるように、モラハラをされた時の対処法を6つご紹介します。
絶対に全てが対処できるというわけではありませんが、何もせずに我慢していると悪化してしまうこともあります。
そうならないためにも、ぜひ対処法を実践してみてください。
それがモラハラだという事を伝える
モラハラ夫は、自分がモラハラをしているという事に気が付いていない可能性があります。
私の元夫も、私がダメだから注意をしてあげているつもりでいたし、私もそう思わされていたので最初はそれがモラハラだとは思わなかったです。
しかし、モラハラのせいで傷付き、苦しんでいるのであれば、しっかりとそれはモラハラだと訴えてください。
自分が悪くない時は謝らない
洗脳されていると、自分が悪いような気持ちになってしまっているので、責められるとついつい謝ってしまうかもしれません。
謝ればその場は納まるかもしれませんが、それではモラハラ夫は自分が正しいと思って、モラハラをし続けるでしょう。
私も、ついつい言いくるめられてしまい、最終的には謝ってしまっていたので、モラハラは離婚する時までずっと続いてしまいました。
謝りそうになった時は、いったん冷静になり、本当に自分が悪いのかよーく考えましょう。
無視をする
無視をするなんて酷いと思うかもしれませんが、あなたはモラハラというもっと酷い被害を受けています。
もし、自分が変わらなければいけないと考えて、相手と真剣に向き合おうとすると、モラハラが悪化することになります。
ここは心を鬼にして無視をする事も必要なんです。
反論する
無視をしてもモラハラ発言が止まらない場合は、毅然とした態度で反論しましょう。
いつも、言い返せず言いなりになっていた人は、言い返す事でモラハラが止まる可能性があります。
私の場合は、いつも反論していたのですが、元夫は頭が良くうまく言いくるめられてしまい無駄でした。
その場合は、上記の無視をするという対応が良かったのかもしれません。
一人で悩まず誰かに相談をする
自分一人だと、もしかしたら自分が悪いからいけないのかもしれないと考えてしまって、相手の事を責められないでいる事もあるでしょう。
しかし、誰かに相談する事で、それはモラハラであり悪いのは自分ではないという事がわかります。
どうか、一人で悩まないでください。話すだけで、気持ちが楽になったりもします。
モラハラ夫は外面が良い場合が多く、身内だとその本性に気が付いていない人も居るかもしれません。
私の親戚も、元夫がモラハラをするような人だなんて信じようとはしませんでした。悪いのは全部私だと思うのです。
もし、周りに話しても信じてもらえない場合は、公共の相談センターがありますので、そちらを利用してみるのもいいでしょう。
第三者の目から客観的に見てもらう事で、自分でも気が付かなかった事が見えてくるかもしれませんよ。
距離を置く
モラハラに苦しみ、精神的にも病んでしまうような時は、距離を置く事も考えてみてください。
いきなり、離婚というわけにはいかないかもしれませんが、別居をしたり、実家に少し帰るだけでもいいです。
モラハラ夫と離れる事で、気持ちも落ち着き、冷静な判断が出来るようになります。
私は最終的に離婚という道を選びましたが、決して後悔していませんし、離婚して良かったと心から思っています。
今は、再婚して幸せに暮らしています。それも、離婚に踏み切る事ができたからです。
離婚をしなくても、これらの対処法で少しでもモラハラがなくなれば関係は修復できるかもしれません。
少しでも皆さんがモラハラから解放されるように、ぜひこの対処法を実践してください。
まとめ
モラハラ夫の特徴としては、
2.他人の目を気にして、個人の意見を尊重してくれない
3.友人の事を悪く言う
4.何度も「お前のそういう所がいけない」と説教してくる
5.趣味や好きな事を否定してくる
6.「そんなこともわからないのか?」「人間の底辺だ」と侮辱してくる
7.「他の奴と結婚したって結局嫌われる」と離婚をさせないようにする
このような言動がみられます。
大声で怒鳴ったり、暴言を吐いたり、言葉で縛りつけようとしてきます。
DVとは違い目に見える傷は残りませんが、心には大きな傷が残るでしょう。
モラハラは言葉の暴力です。
モラハラに苦しんでいる人は、我慢せず対処法でモラハラと戦いましょう。
2.自分が悪くない時は謝らない
3.無視をする
4.反論する
5.一人で悩まず誰かに相談をする
6.距離を置く
何度も言いますが、洗脳されていると自分が悪いような気持ちになってしまいます。
たしかに悪い所があったとしても、見下したり侮辱したりしていい事にはならないのです。
価値観が違うのならば、話し合い折り合いを付けていくのが夫婦のあるべき姿だと私は思っています。
一方的に意見を押し付け、相手を変えさせようとするのは間違いです。
皆さんには、モラハラで苦しんだままの人生を送って欲しくありません。
私は、5年以上モラハラを我慢して、離婚した後もしばらくトラウマが残っていました。
心の健康のためにも、少しでも早くモラハラと戦う方がいいでしょう。
弁護士に相談する事もできますし、味方になってくれる人はたくさんいます。
どうか、モラハラに負けないでください。