こんにちは。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
当記事では「子供の病気の相談 | 24時間対応してくれる病院は」について深掘りしていきます。
お母さんから貰った免疫が切れてしまうと、子供は免疫力が十分でないため、病気になりやすくなります。
そうして免疫を獲得していくものだとはいえ、やはり心配なものです。
いざという時に適切な対応ができるよう、日頃から備えておきましょう。
目次
子供の病気の相談 | 24時間対応してくれる病院は
まずは一般的な子供がかかる病気について一覧でまとめました。
似たような症状がありましたら、すぐに病院に相談しましょう。
子供がかかりやすい病気
まずは、子供がかかりやすいといわれる主な病気をピックアップしてみます。
中にはワクチンで防ぐことのできる病気もあるので、予防接種は受けておきましょう。
RSウイルス感染症
主な症状は
- 鼻水
- 発熱
- 咳
感染力の非常に強いウイルスです。
咽頭結膜熱(プール熱)
主な症状は
- 発熱
- のどの腫れ
- 結膜炎
- 腹痛
- 下痢
- 頭痛
温度と湿度を好むウイルスで、夏に流行します。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
主な症状は
- 発熱
- のどが白い膜で覆われた状態で腫れて痛む
- 倦怠感
- 苺舌
春~夏に多く流行します。
感染性胃腸炎
主な症状は
- 腹痛
- 下痢
サルモネラ、カンピロバクター、ブドウ球菌、腸管出血大腸菌などの細菌、ノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルスによって引き起こされます。
水痘(みずぼうそう)
主な症状は
- 発熱
- 発疹
水痘ワクチンは定期予防接種です。
手足口病
主な症状は
- 発熱
- 発疹
夏に多く流行します。
伝染性紅斑(りんご病)
主な症状は
- 発熱
- 筋肉痛
- 倦怠感
- 咳
- くしゃみ
- 発疹
5才~10才に多い。
突発性発疹
主な症状は、発熱発疹。
乳幼児に多く、突然高熱が出ます。
百日せき
主な症状は、けいれん性の咳。
百日咳ワクチンを含む四種混合ワクチンは定期接種が実施されています。
風しん(三日はしか)
主な症状は
- 発熱
- 発疹
- リンパ節の腫れ
風しんワクチンは定期予防接種が実施されていますが、接種漏れのある昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は、成人男性風しん定期接種事業の対象です。
ヘルパンギーナ
主な症状は
- 高熱
- 喉の痛み
- 喉の奥の水疱
初夏~夏が流行のピーク。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
主な症状は、発熱、耳下腺の腫れ。
ワクチンは任意接種ですが助成金のある自治体もあります。
インフルエンザ
主な症状は
- 高熱
- 悪寒
- 倦怠感
- 関節痛
- 咳
- 鼻水
乾燥と寒さを好み、秋~冬に流行。
流行性角結膜炎(はやり目)
主な症状は
- 目やに
- 充血
- 涙
- まぶたの腫れ
感染力が非常に強いので、家族も注意。
急性出血性結膜炎
主な症状は
- 眼の痛み
- 異物感
- 充血
- 出血
伝染性膿痂疹(とびひ)
湿疹や虫刺を掻き壊した部位に細菌が感染し、水ぶくれ・かさぶたができます。
血液中へ黄色ブドウ球菌の毒素が入ると、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群になることがあり、注意が必要です。
伝染性軟属腫(水いぼ)
主な症状は、良性の水いぼ。
夏に流行します。
病気になった際の対応
病気になってしまった際の対応ですが、基本的には医師を受診します。
ただし、少し様子を見た方が良い症状もあるので、いますぐ受診すべきか迷うようであれば、まずは「子ども医療電話相談」(♯8000)へ相談するのがおすすめです。
診療時間外の場合
診療時間外の夜間に、緊急を要するが救急車を呼ぶほどではない症状があらわれた場合には、休日夜間当番医や夜間診療センターへ。
普段から当番医を確認する習慣を持ち、夜間診療センターの場所や電話番号、利用方法について把握しておくと安心です。
救急車を呼んだ方が良いのか判断に迷った際には、「救急安心センター事業」(♯7119)へ相談しましょう。
家で発熱の様子をみる場合
家で発熱の様子を見ることになった場合には、水分を良くとって、安静に。
食事は、消化の良いものを無理せず与えます。
熱で食が進まない時、私はよくゼリーを食べさせています。
脱水や体力消耗の原因になるので、お布団の掛けすぎや厚着で過度にあたたかくし過ぎないよう気をつけてください。
子供の熱は朝低く、夕方から高くなる傾向があることも覚えておきましょう。
家で腹痛の様子を見る場合
家で腹痛の様子を見ることになった場合、水分をとり、腹部を撫でてあげましょう。
白湯を飲ませて、お腹をさすって様子を見ることが多くあります。
もしも虫垂炎ですと悪化してしまうので、電気毛布やカイロなどであたためすぎてしまわないようにしてください。
腹痛の場合、子供はうまく表現できません。
原因が外傷である可能性も含め、腹痛だけでなく他の症状とあわせ全身をよく観察することが大切です。
家で嘔吐の様子を見る場合
家で嘔吐の様子を見ることになった場合、こまめな水分補給をしながら安静にします。
脱水症状になることを防ぎつつ、嘔吐の原因である菌・ウイルスが体外へと出て行くように過ごすのです。
水分補給には、経口補水液がおすすめです。
ドラッグストアには乳幼児用の経口補水液もあるので、相談してみましょう。
食事は無理せず、油分を避けて。
家族が菌・ウイルスに感染しないよう、嘔吐物の処理をはじめ衛生管理に注意してください。
もしもの時のために日常的に気をつけること
もしもの時、慌てず対応するために、日常的にこれらのことに気をつけておくことをおすすめします。
すぐに相談できるかかりつけ医を作っておく
子供のかかりつけ医を持っておくことは大切です。
平時の子供の様子や、体質などを理解してくれているお医者様ならば、もしもの時の異変に気がつきやすいでしょう。
かかりつけ医の情報は家族間で共有し、もしも祖父母などが連絡するようなことになった場合でもすぐにわかるような場所に電話番号を明記しておくと便利ですよ。
子供の平熱を知っておくこと
子供によっては、平熱が高めであったり低めであったりします。
時間帯によっても体温は上下します。
朝・昼・夕・就寝前それぞれの体温を健康な時に計り、時間帯別の平熱を把握しておきましょう。
タッチングケア
子供は自分の身体に何が起きているかわかりません。
不安でいっぱいなのです。
お子さんが病気になった際は、ぜひ、優しく声をかけながら身体に触れてあげてください。
子供はそれだけでずいぶん安らぐようです。