介護職は医療の領域に入り込めるのか

医療介護

こんにちは。
いつもブログ見て頂きありがとうございます。

今回は「介護職の看取りの関わり」について考えて行きたいと思います。

少し古いですが、わかりやすいので切っ掛けになった話題を引っ張り出してきます。

2007年に北海道の夕張市が財政破綻しました。

割とセンセーショナルな話題だったので覚えている人も多いのではないでしょうか?

それでは深掘りしていきましょう。

介護職は医療の領域に入り込めるのか

夕張市の事件、その後特別養護老人ホーム(以下:特養)での看取りが中心となり、結果的に社会保障費が削減された事があります。

介護士の人たちが看取りまで関われるようになることが、持続可能な社会に繋がるという話しも出始めました。

介護士さんたちはこれからの介護は看取りに特化して専門性を高度化するしかないとか言って盛り上がっていました。

ですが2021年現在では、ほとんどの介護士さんたちは、看取りは嫌っていて、自立支援の専門家、介護予防の専門家って言ってます。

介護士さんたちの多くは

  • 優先順位付け
  • 工数管理の概念

このような考え方が無いので

  • 自立支援
  • 介護予防

これらの名のもとにひたすら工数が膨らんで大変な状況になってます。

介護職は人が足りないよー。

一般の会社で工数計算を間違えたら大変な赤字が出ます。

しかし介護の現場では割と普通です。

少し厳しい話しですが、介護職を増やそうという流れはありますが、医療リソースの開放に殆ど関わらない「看取りを嫌がるノンキャリアの介護士」をあと50万人や100万人増やすと、多死社会に対応できず国家が滅亡するので絶対にやめた方が良いです。

介護士さん達に、介護士が看取りができるようになることが、国家として大局の視点から重要なんだと気づいてもらう方法はあるのでしょうか?

より高度なスキルが求められる

看取りを医療行為無くしてやろうとすると、より高度な介入やご家族へのコミュニケーションスキルが必要です。

下手したら若手看護師よりテクニカルが必要です。

座学無くして介護職の賃金を交渉したいのであれば、その枠は医療職が頂く事になり現状維持のスキルでは介護士としての雇用機会を失います。

自立支援·予防ケアと頑張らない看取りは、病院のリハビリや看取りより遥かに基礎と多職種との連携の高度な積み重ねが必要です。

本質的な話しですが、社会で求められているのは高いコミュニケーション能力を持ち、家族、他の専門職と高度な次元で連携できる超高度人財です。

現実として、介護現場にはコミュニケーション能力に難のある方が多く、高度な専門職を目指すといっても、早い段階で学問に躓いている方が相当数いるので、必ずしも努力で手の届く範囲に看取りがない場合もあります。

ただ、誤魔化しは通用しません。

よくあるのが、北欧の介護現場の絶賛。

北欧を含めた欧米諸国と同じ看取りになったら、日本には寝たきり高齢者がいないことになります。

そうすると、介護施設も介護職も余ってあまって余りまくってます。

この社会をささえているのは、現役世代であり、これからの社会をささえていくのは、未来の子どもたちです。

高齢者を守るために多くの若者が犠牲になっていることに、強い怒りと憤りを感じている人たちがたくさんいます。

昨今のコロナワクチンについて

ワクチン接種は、外で働く必要がある人を優先すべきだと考える人がたくさんいます。

子どもの声がうるさいから保育園を建てるなと騒ぐ高齢者が、住み慣れた街ですみ続ける権利など、小さな子どもを抱える家庭にとっては実はたいした問題ではありません。

対岸の火事と言いますか、ニュースを見てただ「まあ関係ないけどね」くらいに感じています。

延命治療の廃止、安楽死の導入でいいと主張する若者がこれほど大勢いるなかで、50万人介護職が足りませんと主張し続けるのは、見ざる・聴かざる・言うだけはいうです。

辛辣ですが、これまでに、医療・介護業界以外の人で、介護職が足りないと本気で思っている人に会ったことがありません。

お看取りにおいて、無謀な寝かせたきり老人とか揶揄したり、強引なリハ栄養とか勘違いしたり、過剰医療と過剰介護したがる層も一定数います。

そんな事してたらいくら時間あっても人も財源も足りません。

考え方古くてダサくて誰も求めてないのに、正義と思って平然としています。

ワクチンは必要でしょうけれど、医療や介護に関しては高齢者にお金使いすぎだとは思います。

市販品で済む処方もまだまだ多いのも事実です。

でも、きちんと整えればどこに人手が無くて、どこに人手が無いように見えてスキルが足りないのが要因なのか、どこに点数が必要なのか、整備されていけば良いなぁと思います。

高齢者が生きにくい、ではなく高齢者から老いて地域で穏やかに最後看取る事を子供達と一緒に尊さを知って欲しいなぁと思います。

今の制度だと、医療も福祉も重度の利用者がいないと採算割れしてしまうので、結果として今日の状態に至っているのではないかと思います。

まとめ

介護職の人たちは、本当に素晴らしいものを持っている。

人に共感する力や、心の機微を感じ取る力、そういった感性が素晴らしいんです。

利用者と共感し、折に心の機微に触れ、ともに助け合って生きたらいいと思います。

人が日常生活で無意識に行っていることにまで、無理に専門職として

  • 解析し
  • 解釈し
  • 断じ
  • 断定しようとする

結果として、業務量を増加させ、介護の仕事そのものを苦しくしている側面がありますので、記録は簡潔に最低限に必要なことにとどめ、一緒に生きたらいい。

高度な専門職でなくてもいい。それが私の考えです。

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