知らぬ間に自分もなっているかもしれない「恋愛依存症」
あまりにも、ひどい場合は心の病気になってしまうことも。
恋愛依存症のほかにも、似ているのが「共存依存症」。彼のお世話に夢中になってしまい、周りが見えなくなってしまうことです。
または、彼の人間関係も、気になって仕方がなくなってしまうこと。
今回は、恋愛依存症に定番な症状や特徴、恋人やパートナーがいる人は「彼離れ」するための大事なポイント3つを、最後にお伝えしていきます。
目次
「共存依存症」ってなに?
自覚はしていなくても、「彼が一番大事」「彼の指示には従いたい」「彼が何をしているのかずっと気になる」など。
基本的に、頭の中は「彼」でいっぱいな状況…
ちなみに今回は女性に向けて書いていきますが、男性にも十分ありあえることになります。
また、あまりにも重症化してしまうと、自分で克服することは難しくなるので、なるべく「早期発見」を目指しましょう。
いっしょに特徴を見ていきましょう。
どんなことが合っても「自分よりも相手が優先」
確かに、「なにがあっても守りたい」と思える人に出会うことって、本当に素敵なことですよね。
相思相愛。ちゃんと、お互いをお互いに愛し合っている状態です。
それに、自分よりも相手を損等することは、実はいけないことではありません。
ですが、共存依存症の特徴としては、何があっても相手が大事なのは変わらないが、「自分の家族に不幸があっても」パートナーを優先してしまったりすることです。
優先順位というものをつけられなくなってしまって、基本的に「パートナーが一番先」というような考えになってしまいます。
大事な仕事があっても、何があっても、彼のために尽くしてしまう。
簡単にひとこと言うとしたら、「自分を壊してまでも相手を好きになる」ということです。
「好きになる。愛する」というよりかは、本当に「依存している」という感覚に近いかもしれませんね。
相手がいなくなると「生活が困難」になる
重度の、共存依存症になってくると、相手の姿が見えなくなったり、電話やメールなどの連絡が遅くなったり、返ってこなかったりすると、食欲が増進してしまったり、逆に過食症になってしまったりします。
また、一番危険な状態は、「自殺と薬」
日本でもまだまだあるようですが、共存依存症として診断書をもらっている人は、かなり重度なため、好きな人やパートナーから連絡が途絶えただけで、嘔吐してしまったり、発作的な症状が出てしまうこともするそうです。
仕事をまともにできなくなったり、体調不良など、「日常生活」に支障がでてきます。
善悪の感覚も少しずつ狂う
友達との約束も、パートナーとの約束が途中で入ったら、いくら「途中」であってもそちらを優先したり。
友達に嘘をついてまでも、約束をドタキャンするようになったり。
または、そんな彼や、自分に対して、意見してくる人がいたならば、即座に平気で縁を切ってしまったりと。
とにかくい、「自分とパートナー中心」になってしまうのが、最大の特徴です。
「自分たちの仲を裂こうとするものは全員”敵”だ」
という思考回路になってしまうのです。
彼から自立したい!「共存依存症の克服のしかた」
そんな、共存依存症の特徴をたくさんあげてきましたが、ここで自分が「共存依存症なのかも?」と気づき、克服したい方。
ぜひ今回の、「克服方法」をご覧になってください。
病気と同じで、早期発見して克服する努力をすることで、これ以上の人間関係の悪化や、自分がどんどんエスカレートして、「欝」などの病気になってしまうことを防げます。
彼がいない時間を恐がらない
共存依存症は、基本的には、「寂しい=パートナー」です。
寂しいからといって、誰でも良いわけではなく、そのパートナーでないと意味がありません。
よって、克服の仕方としては、「彼のいない時間を恐れない」ようにすること。
今までは、彼に「依存」していたので、姿が見えない、連絡が遅い。など。
彼からのアクションがないことに、不安を覚えていたのだと思いますが、今回からは、「一回、彼を忘れて」みてはどうでしょうか?
もちろん、一生思い出せないくらいに忘れなさい。とは言いません。
「忘れる」ということは、「自分の時間で、彼に代わるくらいの楽しみを見つけること」が大切になってきます。
重度ですと、趣味などでは克服することが難しいと思うので、依存しそうになったら、友達に聞いてもらったり、「顧問カウンセラー」をつけて、専属のカウンセラーさんをつけてみたり。
第三者が間に入ることで、直接指摘を受けることができて、我に返ったりすることがあるので、ぜひ「第三者の介入」も検討してみてください。
第三者が入らなくても、感情のコントロールができるようになってきたら、自分の時間を楽しめるようにしてみてください。
彼にも協力してもらう
この依存症を克服するには、パートナーの協力も必要になってきます。
気持ちだけでは、治すことは難しいので、まずは「環境を変える」といことをしてみてください。
小さな変化ではなくて、なるべく大胆な変化が好ましいです。
パートナーと相談して、同棲しているなら、別居してみる。逆に、別居しているなら、同居してみる。などの大きな変化を起こしてみてください。
「連絡は1日5回まで」などのルールをお互いに作ってみてもいいかもしれませんね。
また、ごく稀に、彼にも原因がある場合もあります。もともと、めんどくさがりやで、連絡が遅かったり、帰りもいつも遅かったり。
対策としては、帰りが遅くなるなら、前もって連絡をしたり、ちょっといつもよりも早めに連絡してもらえば、少しずつ、相手の不安も少なくなっていきます。
また、もともと浮気性だったり、女性と遊ぶことが多いと知っていると、依存症になりやすい場合もあるとも言われています。
もともとの彼の行動や性格が、相手を依存症というものにさせてしまっている。「信用」したいがために、依存してしまう。なんてことも多くあります。
彼女が「恋愛依存症」になってしまったら、どうか責めないで上げてください。
また、できるのであれば、それが原因で「別れる」なんて選択肢も避けて頂きたいところ。
ふたり、愛し合って惹かれたのであれば、協力をして、二人で解決に向かって歩き出せるといいですね。
まとめ
「恋愛依存症」も「共存依存症」もどちらにせよ、本人たちは、依存していながらも、かなり苦しい状態にあります。
感情のコントロールができなくなり、周囲との関係性も壊れていく。
克服することは、簡単ではないかもしれませんが、自分を信じていればいつかきっと克服できます。
また、信頼できるパートナーがいるなら、しっかりと話し合ってみてください。